


農民に優しい男
北条家で最高に美味しいタイミングで生まれた男!
五代目執権北条時頼!!
はい!時頼とは何をした人かと言うと主にコレ!
全盛期北条氏の為の最後の仕上げ!!
クレイジーな初代執権の北条時政が色々な北条の邪魔な御家人を排斥しました!そして2代目ダークヒーローこと!義時が武力で幕府の内部、朝廷!を抑え込むます!そして3代目北条泰時はめちゃくちゃ良い人で人格者!人気者!武士のルールを作り鎌倉時代の内政面で活躍しました
そして今回の主役五代目時頼が1番美味しい所をいただきます
最後の仕上げ!
だいぶ落ち着いた鎌倉幕府でまだ残る反北条氏!ナンバー2御家人三浦氏(三浦やすむら)にトドメをさします!
この戦を宝治合戦といいます!
宝治合戦で北条氏によるこれまでの有力御家人の統制!鎌倉幕府の内部統制に大成功!
そして政治システム強化します
時頼の政治
内政で活躍する時頼
- 撫民政策=農民の保護
- 引付衆=評定衆の補佐(土地の訴訟問題)
ってな感じで鎌倉幕府の内部に力を見せつけ!内部政策を強化して
北条氏に楯突く奴を潰す!最強執権政治を完成させたラッキー時頼だよ

撫民政策!!
初めての武士政治は問題だらけ
時頼は農民に優しい!
・撫民政策=農民保護政策
理由→農民が武士から酷い仕打ちをされるのを守るため!
初めての武士の国家!まだまだ統治に未熟な武士は言葉悪いが「好き勝手」やっていた、農民イジメ!強奪!撫民政策が武士のルールbook御成敗式目に追加された!
そしてそんな御家人の精神面の強化をはかるため時頼は禅の修行を進めたよ!
農民を守った背景には「農民脱走泰時=年貢減少」これを恐れたと言う背景もあったのだ!
そしてこの優しさ溢れるエピソードから貧しい御家人のもてなしのお話
【鉢の木の話】があるようですね!!そしてこの当時の御家人はすこし荒々しい感じみたいですねwww
これは、確かに、精神の修行も必要ですな…www


引付衆
評定衆の補佐
簡単に言うと裁判所!!幕府の政治を担う中心だ!




迅速に御家人の訴えに対応して言ったのが評定衆なのである!
ちなみに引付衆が作られた背景には・土地問題の訴えが大きかったからだ!
当時は御家人の収入=農業収穫=土地
土地が貴重な御家人の財産!貴族の領地(荘園)と御家人の領地が重なる問題に迅速に対応したのが引付衆!!って訳だ
鉢木の逸話
貧しい御家人の精一杯のもてなしに感動!
簡単に言うと僧侶になった時頼が大雪のくっそ寒い中旅にでます
時頼→1晩とめて!マジ頼む!ガチで
家の住人→【いや、ビンボーでもてなす事出来ませんので無理です〜】
時頼(僧侶)→このクソが
しかし流石に大雪で、寒い中ほっておく、もてなす事が出来ないよりサイテーなマネは出来ない!
と言う事でやっぱり家に招きます
時頼(僧侶)→サンキューな!!(397)
しかもギリギリ飯もあり、暖を薪もありました
時頼(僧侶)→おいおい、ちゃんとしてるやないかいサイコー!
しかし
よく見ると主人の大切にしていた、「梅や松、桜の鉢木」を薪として囲炉裏にくべます
時頼はビックリしました…ちなみにビンボーになった理由を聞くと
ビンボー御家人の主人は領地は奪われビンボーになったと言っています
だが
幕府の大事には1番に駆けつける!そんなタイプだと言っています
それに僧侶時頼は感動した!
時頼→感動した!!(涙)
後日
鎌倉幕府に呼び出されるビンボー御家人!
実はあの寒い晩に訪れた僧侶は自分だとあかし
元の領地と新たな領地を与えたというお話でした

最後
鉢の木の逸話が有名で広まっていったのは時頼が民に優しい政策をし、
庶民からの好感も大きかったからも知れません!
